そんな、ある日。 「ねぇ、彼女いるの?」 いつものように 図書室へ行こうとする俺は 5人の女子に囲まれた。 「は?」 彩花以外の女子と話すときは 冷たくなってしまう。 このときには、既に 彩花は俺の中で特別だった。