なんか、ムカツク。


「勉強の邪魔だから
どこかに行ってくれる?」



彩花の問い掛けには答えず
俺は冷たく言った。



そんな俺に
彩花は溜め息をつきながら

「ま、いいけどね。
そうだ、これあげますね。
それじゃ。」

飴を5つだけ置いて
その場を去っていった。