「違います。今絶対動画録ってたでしょう」

「………(汗)」

カイリの顔が青ざめていく。

「どーせヒナに見せようと思ってたんでしょう?」

日向の冷たい言い方にカイリはびびっている。

「あ…ははは…」

そう言って後ろへ逃げようと…

したけど日向に止められる。

「「か〜い〜り〜〜(先輩)…!!!!」」

あたし達二人でカイリに迫ると、

「わかった消すから!!消すから!!!」

慌てた様子でケータイを取り出した。