「あ、観月さん起きたのね」
保健の先生だ。
「風邪気味だから気をつけてね。
今日はもう帰りなさい」
「はーい…」
よし、帰るか。
「あっ先輩送りますよ」
「え、いいよ別に」
「みんなで帰るのっ!!」
「カイリ…何怒ってんの」
「なんか二人が仲良さそうだから入れてもらおうと思って」
「いや、別に仲良くないし」
「ツンデレか」
「ちっ違う!」
「へー…先輩ってツンデレ…」
「真田ぁっ!!」
「はいはい帰るよー」
あたしはこんなやり取りが大好きだ。
何も変わらなくていい。
そう何も。
だが、その願いは叶わない。
保健の先生だ。
「風邪気味だから気をつけてね。
今日はもう帰りなさい」
「はーい…」
よし、帰るか。
「あっ先輩送りますよ」
「え、いいよ別に」
「みんなで帰るのっ!!」
「カイリ…何怒ってんの」
「なんか二人が仲良さそうだから入れてもらおうと思って」
「いや、別に仲良くないし」
「ツンデレか」
「ちっ違う!」
「へー…先輩ってツンデレ…」
「真田ぁっ!!」
「はいはい帰るよー」
あたしはこんなやり取りが大好きだ。
何も変わらなくていい。
そう何も。
だが、その願いは叶わない。


