「ちょっと…有栖?百面相してるけど大丈夫?」

「…………ぇっ??」

「大丈夫じゃなかったみたいね」

「あ…ごめんなさい」

「…可愛いなーもうっ!!」

ぎゅーぅぅぅぅぅ

「海里…苦し…」

「あ、ごめ…」

ちらっと真田の方を見ると顔が真っ赤。

ええええええ!!??

ちょっ…え!?

大丈夫!?

「…真田っ!?熱!?あんた絶対熱出てるよね!?」

そういってあたしは真田のおでこに自分のおでこをくっ付けた。

「先輩っ!僕大丈夫ですから!!////」

どんっ

「おわっ…」