体育館には何列かに分かれて座っている1年。 端の方に呼ばれた2年が座っている。 1年の前を通り、座っていた大翔の隣に腰を下ろした。 『王子様の登場だ。1年がお前のこと見てるぞ?』 「王子様ってなんだよ・・・それに、あのこたちが見てんのは、俺じゃなくてオマエなんじゃねーの?」 『かもね~。』 ・・・ナルシかよ!