「おーい、陽!これ8番テーブルに持っていて」 「はい!」 俺、黒崎 陽は只今、バーでバイト中です! え?ガキがバーでバイトしていいのか?って んー、普通はいけないんだろうけど、 ここはめっちゃ人気で有名なバー。 しかも、ここのバーの支配人は俺の知り合いだから めっちゃこき使われまくってます。 実際問題、ここの支配人… はっきり言って、支配人っていうよりも 番長に近い。 このことはもちろん誰にも言ってはいけない。 スタッフだけの暗黙だ。 言ったらスマキにされる。