(しんみりするなんて俺らしくないな…) 何よりも決めたことではないか。 もうあの時泣かないって、くじけない、悲しい顔をして弟に心配させるわけにはいかないんだ。 こいつのためにも俺は頑張らなくちゃいけない。 弟を守らなきゃいけないんだ。 再度、そう心に誓った。 俺は弟をベットに寝かせ、明日の準備をしてから 風呂に入って、ベットに寝た。 そして、この翌日、俺は運命と出会うことになるとは知る由もなかった。