「やっべー、陽だけじゃく古坂先輩まで爆発しやがった…」
「だ、だな…」
(スタッフ&お客様一同;こいつらどんだけピュアなんだ!?)
顔を真っ赤にさせながらあたふたとする陽と文東にイタクたちは収集をつけられなくなり始めた。
「ったく、うっせなー」
怒声を帯びた声を発する主は―――。
「あ、オーナー!」
「何だ!?この…ウジ虫みたいなうっざたいのは…」
酷い言い方をするものだと思ってしまうイタクとタイチに
「つーか、何があったんだよ。こんな大騒ぎになってたらおちおちと眠れねーだろうが、俺が!!」
俺がを強調する陟にスタッフ一同は仕事中に寝るなよ!と突っ込みたかったがあえて言わなかった。
いや言えなかったと言った方が正しいだろう。
逆らえば…どうなることやらという恐ろしい末路があるからだ。
「いやーそれが…」
タイチが陟にこうなってしまった事情を説明する。
「バカか。お前ら。陽と文東がしばらく使いもんになんねーだろうが!」
っち、と舌打ちする陟にイタク共々すみませんと頭を垂れ謝る。
「しかし、うっせなー。いっちょ黙らすか…」
あわわとうろたえるイタクたちに容赦しない陟がハリセンをどこからともなく取り出した。
スタッフ一同、一歩半皆後ろへと下がる。
そして、ズッパコーンという良いくらいの良い音がなんともまぁ痛そうに二人一気に頭へと直撃…いや叩かれた。
「お前らうっせー。たかがキスの1回や2回…100万回くらいで大騒ぎすんな。ガキか?」
「で、でも、さ、さかやん…」
文東は舌が回っておらず、顔を真っ赤にする。
「文東、お前彼女居るんだよな。だったらキスくらい済ませてんだろ。おまけにセックスなんてもんはもうとっくに済ませてんだろ。子くらい孕ませてんならそれくらいうろたえてんじゃねー。それともそのことを思い出して妄想でもしたか?」
「え…え?え?も…妄そ…」
ボンっいう脳内破裂音がし、文東は真っ赤になり、その場に後ろへとぶっ倒れた。


