あるところにド貧乏で大家族の長男として生まれてしまった苦労人の男の子がおりました。
その男の子は両親から頼られ一家の主婦として育ちました。
男の子は絵本に出てくるような王子様のような子に育ったのです。
この男の子には、夢がありました。
生まれた時から超貧乏で生活に困っていた家計を生計していたのは長男である男の子でした。
ダメな両親からは頼られ、まだ小さな弟や妹のためにバイトを掛け持ちしていた男の子。
将来の夢は大会社の社長でした。
勉強を頑張って弟や両親を安心させたいと思っていたのです。
恋愛よりも勉強やスポーツが大好きな男の子。
誰かの中心に立ち誰かの役に立つのが大好きな男の子。
明るく優しく性格のいい人気者。
存在そのものが王子様でした。
逆シンデレラでした。
見た目は王子様で超ド貧乏な苦労人。
今日も男の子はスーパーのタイムセールのチラシを眺めていました。