私達はこれから、まだたくさんの壁にぶつかっていくだろう……
そのたびに、立ち止まって、悩んだりもするだろう……
「柚希奈、行こ」
「はい!」
でも、私はひとりじゃない……
お父さんもお兄ちゃんも律くんも姫奈ちゃん、雪乃ちゃんもいる…
新選組のみんなも……
そして、最愛の原田さんもいる……
「原田さん、ずっと一緒にいてくださいね?」
「は?当たり前だろ?てか、離さねーよ」
私はこれから、この人と一緒に歩いていくんだ……
「原田さん、好きです」
「俺は愛してる」
私達は甘いキスをして、歩きだした……
私が夢見ていた、世界にやっとたどり着いんだ……
~end~


