「相変わらず、お綺麗な髪ですね」



「そうかな?ありがとう」




「柚希奈様、これを」




そう言って、姫奈ちゃんは綺麗な緋色のブレスレットをくれた





「ブレスレット?綺麗な色だね」





「御守りてます。柚希奈様をお守りしてほしいと願いを込めて」





「あ、ありがとう!」





嬉しい…



「大切に使うね!」



「はい♪」





どうしよう…


すごく嬉しい……




「姫奈ちゃん、本当にありがとう!」



「よろこんでもらえてよかったです」














「姫奈!!!」




部屋のふすまが開いて、*柚希奈さん*が入ってきた