結局、荷物は律くんが持ってくれた
門につくと、いつものメンバーが待っていてくれた
「柚希奈……本当に行くのか……?」
「平助くん……今まで、ありがとう」
「……おう!」
「みなさんも、本当にお世話になりました」
私はみんなに頭を下げた
「うむ。元気でな」
近藤さんが優しく笑って、頭を撫でてくれた
「はい!」
「左之も見送りできたらよかったのにな」
永倉さんが、ため息をつきながらそう言った
「原田さんには、今日、帰ること伝えなかったんです…原田さんに伝えられなかったんです…」
別れが辛くなってしまうから……
「永倉さん、これ、原田さんに渡してもらえますか?」
私は姫奈ちゃんに教えてもらいながら書いた、原田さん宛ての手紙を渡した


