「てか、足痺れた~」



長時間、正座していたせいで、私の足は痺れという悲鳴をあげていた



「柚希奈」



上を見上げると険しい顔をしていた原田さんがいた




「ど、どうしたんですか!?」




ま、また、お説教!?




「お前は知っていたのか?」




「え.......?何がですか......?」




何の事....?



原田さんは、大きなため息をついて、襖を閉めて、私と向き合うように座った





「能力を使うと、あんな風になることを知ってたのか?」





え.....?


能力.......?