「待たせて、すまないね…君かな?佐野くんを訪ねてきたのは……」



「はい。突然、すいません…僕は」



「あいさつは後だ…とりあえず、中に入らねぇと……こいつもいるしな」



「そうだな、トシ。とりあえず、中に入ろう」




私達は部屋に入って、座った



部屋に入るとき、原田さんが心配そうに声をかけてくれた



でも、私はただ頷くことしかできなかった