「しかし、トシも山南くんも総司も見ただろ?彼女の目を」



近藤の言葉に3人は黙った


柚希奈は話をしているとき、震えてはいたが、決して、目をそらすことはなかった



まっすぐ、相手の目を見ていた





「彼女…佐野くんは嘘をついているようには、見えなかった」



「そうだが……しかし!!」


「トシ、佐野くんはいきなり、何も知らない所に来たんだぞ…?少しは気を察してやれぬか?」


「…………」


「とりあえず、この件は様子を見よう」



「分かった……」


「怪しい素振りを見せたら、斬りますよ?」



沖田の言葉に近藤は首を横にふった



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