「浴衣……?」
「別に、屯所内は平隊士どもに見つからねぇようにするなら、自由にしろ…だがな、その格好でもし、平隊士どもに見つかってみろ?お前はどうなると思う……?」
どうなると思うって……
「薩摩藩の人間だと思われて……」
「侵入者として、騒ぎになる。それになぁ、下手したら、テメェの命もなくなる!!それは、肝に銘じとけ!!」
そうだ……
この時代は、下手したら、命を失う……
そういう時代なんだ……
「お前の存在は新選組内でも、近藤さんと一部の幹部連中しか知らせてない。それは、貴様の味方の数だ」
「でも、逆に言うと、それだけしか、味方の人はいないということですよね……?」
私の問に土方さんは静かに頷いた


