「ねぇ…」



「ん?」



「さっき、あの子と何話してたの?」



「へ?」



いつものランチタイム。



梅雨真っ盛りとあって外は雨。



でもドアの向こうに行けない僕らには雨でも晴れでも関係ない。



しいていえば、雨の日は窓から射す光がなくて薄暗いのと、ほんのり肌寒いのが難点。



でも、一枚のブランケットを2人仲良く一緒に掛けられるという点では雨サマサマ。



天気の神様にマジ感謝だ。