次なんて、考えられないよ。 遼也はこう見えてヤキモチ妬きだ。 この人生。 遼也と出会う為の人生だったらいいな。 将来の夢が叶ったのも 貴方に出会う為だったらいいな。 「葵、もっと惚れさせてみろよ?」 「遼也を? 私に惚れてないの?」 「違うよ。だから、もっと惚れさせてみろって言ってんの」 もっと? って、遼也はよくこんな無茶を言う。 その度に遼也の言動に一喜一憂して踊らされている私だった。