だめだめ
そんなこと考えちゃ
悠斗くんは私を選んで
くれたのだから

もう
忘れよう

忘れる


今は、
私が悠斗くんの彼女なんだから

ベッドにもぐる

早く悠斗くんに会いたい
明日いっぱい抱きしめてもらおう

私は目を閉じた


この日から
私の中に
「レイア」という存在は
根を張るように住み着いて
あらゆる時に私を
苦しめる事になってしまった