「うっわぁぁぁああっ!」 鼓膜が響くような悲鳴が聞こえ、私の眠りが覚めていく。 「う〜ん……あ、れ…?」 まだ半分以上眠った頭で周囲を見渡すと、私の後ろの方からゴクン、とのどを鳴らす音が聞こえた。 振り向くと、蒼くんが壁にへばりつきながら目を見開きこちらを見ている。 「……お、は、よう…?」 何に脅えているのか分からないので、とりあえず、挨拶をしてみる。 朝の挨拶は大事だもんね。 かなり照れ臭いけど。 .