ゆっくり後ろを振り向くと、寝息が私の頬にかかる。 薄く開いた唇、長い睫毛を伏せた瞳。 私よりも明らかに小さな体で、私を後ろから抱きしめてる。 そんな、彼は――― 「……そう、くん?」 私の呼びかけに全然応えてくれない。 っていうか、爆睡! ……ひどいわぁ! こんなに私の心臓かき乱しといてっ! それは無いんじゃないの?! .