「はぁ…。 そんな事有るわけないだろ。父さんに限って」 蒼くんも呆れてタオルで口の周りを拭う。 「だ〜ってぇ! 分からないじゃない? 一緒にいない時間があるし」 ……そんな、口をとがらせるママさんも可愛いですっ! ……いや、その白い目で見るのは止めて。 ―――蒼くん!(泣) 蒼くんの視線を避けながら、ママさん話を聞く。 「うちの場所を聞く若い娘さんだったから、もしやと思ったの。 『別れて下さい』なんて言ってきても聞いてやんないからって思ったりして……フフフッ」 .