「いいよ。 見方わかる?」 ……分かるわけないじゃんっ 「ふっ 待ってて」 ふわりと笑って、望遠鏡をカチャカチャといじる蒼くん。 私はそんな蒼くんを、ただ見つめてた。 「はい。 これ、何だか分かる?」 セッティングし終わった蒼くんが、見上げながら私に聞いた。 蒼くんの隣に座り、覗いてみると…。 「きゃ〜〜っ! これ、木星?! 木星だよねっ?」 教科書で見たことのある惑星に、かなり興奮した。 .