――ありゃ。今日も居る。 それは、私の4つ分離れて座る男の子。 いつも分厚い参考書片手に、眉間にしわを寄せて問題を解いていく。 ……社会に出たらあんな上司居そうだわぁ。 そんな事を考えながら、私も本棚から参考書を取り出して席に戻る。 チラリと隣の彼が私を見たけど、気にせず本を開いていく。 「……う〜ん…」 なんでこうなるの? ―――全然わからん! もう数学なんて大嫌いだぁ〜〜! .