「……じゃあ、何で志望校を変える必要があるの?」 静かに聞かれると……私の気持ちも落ち着いてきて、冷静になってくる。 「……私が恥ずかしいんじゃなくて……蒼くんが……は、恥ずかしいんじゃないかと…」 最後の方は尻すぼみになってしまった私の言葉。 黙ってしまった彼。私は俯き握られてる手を見てるから、彼の表情が分からない。 すると、スッと手を放された。 咄嗟に彼を見ると…… 私を睨んでらっしゃる。 .