―――え…っ?!
……今、蒼くんの声が、した?
「……無視?」
「―――蒼くんっ!」
さらに彼の声が聞こえた瞬間。
後ろを勢いよく振り向いたら、コンビニで会った、彼がいた。
しかも、珍しく息を乱してる。
「え…っ あ、どうしてっ
―――ええっ?!」
突然のことに頭が真っ白で、私は言葉にならない言葉を発していた。
「はぁ…っ あの人に、聞いて」
「あの人?」
「葵さんの友達……」
「……もしかして、早紀ちゃん?」
その名前に、蒼くんはこくんと頷くと、目を伏せてしまった。
蒼くんはそのまま小さく、
「……気づかなくて……ごめん」
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