10センチメートル☆ロマンス






「「あ…」」






 ―――なんて偶然。



 茶色いフワフワの髪にくりくり目。

 明らかに遭遇したくなかったNo.1の彼女に会うなんて……。




「あぁ! 葵さんっ」


「えっ あ、聡くん?」


 彼女の後ろから、聡くんがひょっこり顔を出した。



 ―――もしやもしや…っ


「おーい! 蒼一郎」



 ―――やっぱり!!




「葵さんがいたぞ!」



 や―め―てぇぇぇえ!