10センチメートル☆ロマンス








「ねぇ、今日図書館行かない?」



 早紀ちゃんがカバンを手に、私の席に来た。



「うん、行こっか」


 その誘いに笑顔で答えると、私も急いで帰る用意をした。






 あれから、すでに一週間。

 蒼くんの学校には行ってない。




「お待たせ!行こう♪」



 早紀ちゃんは私の様子に気付いてるけど、何も聞いてこない。

 それに甘えて、私も何も言わない。


 蒼くんからの電話もあれからずっと出てなくて、気づけば……この3日間、連絡が無くなってしまった。