10センチメートル☆ロマンス





 泣きたくなってくる。


 こんな事、くらいで。


 小学生の彼に何を求めてるの?私は…。






 私の歩いた道に、雫がポツポツと落ちていく。



「ズズ…うぅ〜っ」



 あぁ……。


 呆れられてるかもしれないな。






 こんなの……




「―――ただのヤキモチじゃない…」





 頬を濡らすのをそのままに、自分で自分を笑った。