……ほら。 また落ち込んでしまう。 やっぱり一緒だったんだ。 「まだクラブがあるから帰れないよ?」 急かす相田さんを気にせず私に言う蒼くんの隣で、相田さんは裾を摘んだまま、私を睨みつける。 『蒼くんに触らないで』 ……言えたら、どんなに楽だろう。 「―――そっか。 じゃあ、先に帰ってるね」 ちゃんと笑えてるかな……。 .