10センチメートル☆ロマンス





 ―――私のせいだ…!



 私が誤魔化したりしたから…!

 周りの目を気にしたりしたから……!





「……葵! 落ち着けってっ」


 佐伯くんは私を壁際へ連れて行くと、両肩を痛いくらいに掴んだ。




「……何で…っ

 お前おかしいよ!

 あの子は小学生だろ?こんなの、おかしいだろ?!」




 激しく叫ぶ佐伯くんの表情は、何故か泣きそうな顔。





「おかしい…?」



 そんな事―――



「誰が決めたの…?!」