アッという間に着替えてクラスに戻ると、お客さんが少なくなったからか、蒼くん達の席にいろんな格好の子達が集まっていた。
「あはははっ 小学校の運動会懐かしいなぁ」
「そいえば、組体操とかしたよね?」
「女子はダンスも!」
「俺らもやりましたよ!なぁ?」
「うんっ」
……主に、聡くんと大悟くんがみんなと仲良く話してた。
なんか安心したわ…。
でも……隣にいる蒼くんは、黙ったまま。
「ねぇ、蒼一郎くん? はさ、こんなお姉さんどう思う?」
本当に、不意に。
集団の中の1人の女子が、自分で自分に指を指し、顔を傾けながら尋ねた。
――その言葉に、ツキンと胸が痛くなる。
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