「うわぁ! また格好いい子だね〜」
クラスの女の子が蒼くんを見ると、話しかけてきた。
蒼くんはそれを完全無視し、2人の居る席へ向かう。
「可愛い子達だね〜。
誰かの弟?」
みんなで私達に聞いてくる。
それに私が答えようと口を開いた時。隣の早紀ちゃんが、
「そうそう! 近所の子達でね。 今日連れてきたんだ〜」
笑顔でみんなに話し始めた。
私は苦笑いを浮かべるしかなくて。それを黙って聞いてる事しかできない。
「葵、着替えて来ちゃいなよ」
早紀ちゃんの言葉に、ここを離れるのは少し不安だったけど。
私は“大丈夫だ”と自分に言い聞かせ、急いで更衣室に向かった。
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