10センチメートル☆ロマンス





「……? 何…?」



 やっと落ち着いてきた私は、ベッドに腰掛けて蒼くんの話の続きを聞いていた。




『葵さんの声が、聞きたくなったんだ』





 ……ああ。 どうしよう――――っ


 心臓踊りすぎて死んじゃうんじゃないかな?私!



「そ、うくんっ

 そんなっそんな事言われたら私っ!」



 ああっ 口が正常に動いてくれない!

 しかもドキドキし過ぎて涙が止まらないよっ



『……葵さん?』

「――――っ」



 どうしよう!


 言いたい言いたい。

 言いたいぃぃぃ!