10センチメートル☆ロマンス





「2人とも何なの?!

 ずっと喧嘩してっ」



 あれから何だかんだと言い合いが終わらない2人に、いい加減私はキレた。

 だってお店に迷惑になるし、うるさいし……正直どーでもいい事でしょ?



「だって…」「だってじゃない!」

「コイツが…」「人のせいにしない!」



 私が珍しく怒っている姿に、2人は押し黙る。



「何があったか知らないけど、私達友達なんだから、こんな事で喧嘩するなんておかしいでしょっ」



 私はもっと楽しく過ごせる事を、期待してたんだ。

 私が佐伯くんが苦手であまり話さなかっただけで、佐伯くんも早紀ちゃんも、元々仲良かったし。



「「ごめんなさい‥‥」」



 私の勢いに飲まれてシュンとなる2人。