10センチメートル☆ロマンス





「……ってか、いつの間に友達になってたの〜?」



 座ってすぐに早紀ちゃんが“友達”を強調しながら質問してきた。



「うるせーなっ
 ほっとけよ!」

「いやいや、だっていきなり呼び捨てなんてね〜?」


 顔を少し赤くした佐伯くんは、口いっぱいにサンドイッチを詰め込む。 その姿を見た早紀ちゃんはニヤニヤしてる。



 ……うーん……呼び捨てってそんなに重要なのかな?



「普通、呼び捨ては無いの?」


 私の素朴な疑問に2人押し黙る。

 ……なんか変な事言っちゃった?!私っ



「いや、普通だと思うぜ?」

「はぁーっ?!

 佐伯が女子を下の名前で呼ぶなんて今まで無かったじゃない!」