10センチメートル☆ロマンス





「遅くなってごめんね?」

「いや、全然待ってねーから」



 私達も上履きから靴に履き替えて、佐伯くんの元へ行った。




「ふっ 傷心王子、ドンマイ!」


 佐伯くんは早紀ちゃんに肩を叩かれて怒りながら校門へ向かう。

 2人、やっぱり仲が良い。




 3人で歩いて10分の商店街の中にあるアイスクリーム屋さんに入ると、同じ制服を着た生徒が沢山いた。


 ここは店内でも食べれるし、少しの軽食もあるのでうちの生徒が良く立ち寄る場所なんだ。




「俺、かなり腹減ったからBlTサンドも食べる」



 佐伯くんはボリューム満点のサンドイッチとコーラを買い、私と早紀ちゃんはカップコーンの中にストロベリーアイスとストロベリージャムを乗せてもらい、席に着いた。