クラスの子も気になるのか、こちらの話を聞き耳立ててるのが分かる。
……っていうか。
「もう、何言ってるのよ?
惚れるとか惚れないとか、そんな次元じゃないの!
佐伯くんは大事な友達でしょ! 変な事言わないで」
何でもそうやって恋愛に持って行ったら男女の友情なんて無くなっちゃうじゃないか…!
佐伯くんだって変に誤解されたら迷惑に決まってる。他の子達も居るし、ハッキリ知らせてあげた方が良いと思う。
「そっか…っ」
早紀ちゃんは吹き出しながら、なぜか佐伯くんを見た。 彼はそんな早紀ちゃんを無視するように、先に下駄箱に行ってると言って、教室を出て行った。
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