10センチメートル☆ロマンス





「ふーん…」


 自分で聞いてきたくせにあまり興味が無いような返事に、私はホッとした。



「佐伯くんは誰か来るの?」

「ああ、中学一緒だった奴らが来るって行ってたなぁ」

「そうなんだ」



 さっきの早紀ちゃんから言われた話が頭から離れなくて。会話が右から左に流れていく。




 それからすぐに辿り着いた生徒会室で腕章を貰い、各学年の全てのクラスで違反は無いか、揉め事はないかを見て回った。

 そして、全部の学年クラスを回った頃には2時間が経っていた。








「あぁぁ―――っ!

 疲れたぁ〜〜〜!」