「ごめんなさいっ!」
振り返ると、窓際に座ってる早紀ちゃんが手を振っている。
私も笑顔で振りかえし、佐伯くんと生徒会室へ向かうため、更衣室を後にした。
「腕章めんどくせぇな」
「確かに。預けてくれれば良いのにね」
「何年か前の先輩がそれやって無くすのが多くて、生徒会室まで毎回取りに行かなきゃイケなくなったらしいよ」
「……面倒な事してくれたねぇ」
本当に最近、佐伯くんとは普通に話せるようになった。
早紀ちゃんまでとはいかないけど、初めての男友達……になるのかな…?
「……月島はさ、明日誰か来たりするの?」
「う…ん……」
さっきの話を思い出して、私は歯切れ悪く返事をしてしまった。
……悪い事なんてしてないのに。
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