10センチメートル☆ロマンス





「うん! 当たり前でしょ?
 クラスのお友達連れて来てくれるんだって♪」


「……小学生を高校の文化祭に呼ぶってさぁ…」


 なぜか眉間にしわを寄せそう言った早紀ちゃんに、私の頭はハテナだらけ。




「……なんで? ダメかなぁ?」



 早紀ちゃんの心配な気持ちが分からない。

 一般の人も来るんだから、年なんて関係無いじゃない?




「……私はさ、葵の友達だから理解できるよ?でも……他の子は、やっぱり無理なんじゃないかな?

 付き合うのがダメって訳じゃないけど……やっぱり小学生と高校生の恋は、周りからしたら受け入れがたいっていうか…」


 いつになく歯切れが悪い早紀ちゃんに、私は心配かけてる事を改めて気付かされた。