10センチメートル☆ロマンス





 ウチのクラスは佐伯くん目当ての女の子が大半で、佐伯くんは休憩無しの忙しさ。

 私に声をかける度、他のクラスの女の子や後輩、先輩が私を見てヒソヒソ話をしてる。


 ……正直、とてもめんどくさいです(泣)





「葵ちゃん! 後は大丈夫だから、委員会の仕事してきて大丈夫だよ?

 もう時間でしょ?」



 クラスの女の子の声で、時計を見て飛び上がった。



「――本当! もうそんな時間だった!

 ごめんっ 着替えて来ちゃうね」


 言って、更衣室に着替えに向かうと少し休憩すると言って早紀ちゃんも後ろからついて来た。





「……ねぇ。 明日あの子呼んでんの?」


 更衣室で着替えてる私に、窓際のベンチに座ってイチゴ牛乳を飲みながら早紀ちゃんが聞いてくる。