10センチメートル☆ロマンス





 もう顔は赤くなって、胸がキュンキュンして仕方無い。



「じゃあ、明後日校門の前でね?!」


 待ち合わせ場所と時間を決めて、電話を切った。



 私は電話を切ってもまだ残る蒼くんの声に酔ったまま、しばらくベッドの上から下りれなかった。




「葵! いい加減ご飯食べなさいっ」


「――――っ

 すぐ下りるますっ!」



 ……ママの怒鳴り声に、慌てて階段を下りました。