私達が向かった駅ビルには色んな雑貨屋さんがあって、その中にある、ある雑貨屋さんで買い物をする。 「ねぇ、そういえば佐伯くんて何着るの?」 「俺? 俺は……」 言いかけて、口をつぐむ佐伯くん。 構わず買う物を選んでると、小さな声で、 「……執事」 と、答えた。 「えっ! めちゃくちゃ似合うね!」 「……俺はイヤなんだよっ」 私の言葉に、耳を真っ赤にしながら呟く佐伯くん。 そして、チラリと私を見ると、 「そういう月島は何着るの?」 「……私? 私は巫女だよ?」 .