今日は、慌ただしい一日だった。 私の心臓はずっとジェットコースターに乗ってるような激しさで……でも、幸せで。 蒼くんに会うと、私は私じゃくなっちゃうんだ。 『……葵さん…… 俺、早く大人になるから。 だから、もう少し待ってて』 『……見てて。 俺、必ず一番になるから』 「ふふふふっ」 今思い出してもニヤニヤしちゃう! ……通りすがりの人達に好奇の目で見られながら、家まで走った。 私はまだ知らなかったんだ。 私達の秋の波乱は、まだまだ続く事を……。 .