一人ニヤニヤしながら敷物を畳んで仕舞ってると、早紀ちゃんが呆れた顔で私を見ていた。 「……葵。 あんた、もしや忘れてるんじゃないでしょうね?」 「え?」 忘れる、忘れる…… ……ヤバい…。 何を忘れたのかを忘れてるパターンだ! 「えっとぉ……」 めちゃくちゃ考えてるのに、全く思い出す気配ゼロ! 「はぁ…。 今日この後文化祭の事でこの後佐伯と会うんじゃないの?」 ・・・・・。 「―――ああぁぁあっ!?」 .