前にグングン近づき、気付けば黄組を抜かして、後半周。 赤組までの距離、3メートル。 「頑張ってぇ! 蒼ちゃんっ」 「頑張れぇ〜〜!」 蒼くんは眉を歪め、額に汗して走る。 初めての蒼くんの必死な姿に……私は手を胸の前で組み、祈るように呟いた。 「……頑張って…っ!」 蒼くんは赤組アンカーに追いつき……並んだ! 「「うっ……わぁぁぁあ!?」」 .