黄組バトンが渡り、すぐ赤組もバトンを渡す。 なんとか差を詰めた青組だったけど、それでも、蒼くんにバトンが渡った時点で10メートルは離されてた。 「蒼ちゃ――ん!頑張ってぇ!」 「早く早くっ」 ママさんと早紀ちゃんも応援に熱が入る。 「「「う、わ……っ」」」 いきなり、湧き上がった。 「キャ――! 蒼ちゃん行ってぇぇぇぇえぇえっ!?」 ……蒼くんの速さに、周りが目を見開く。 .