10センチメートル☆ロマンス




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 ニヤケてしまいそうになるのを必死に押さえながら、みんながいる校庭まで走った。


 さっき邪魔しやがった聡が、俺を見つけると駆け寄ってきた。



「間に合って良かったぁ!
 蒼一郎戻って来ないからかなり焦った!」

「……悪い」

「うわっ 蒼が謝るの珍しい!
 これも葵さん効果かぁ?!」


 さっきのは仕方無いとして、とりあえずバツ悪い顔で謝罪の言葉を述べた俺を、聡はニヤニヤしながら茶化していく。

 俺はイラッとしながらみんなが居る場所まで向かった。